過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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260: ◆uOSHePfhFc[saga]
2012/04/13(金) 10:39:59.99 ID:jVKw7bQx0
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年が開け、冬休みもあと少しとなった頃。ようやく、りえの握力が人並みまで戻ったと言う知らせを受けた。

りえ「ようやく、ですね」
朋也「長かったな……」

俺の手には、前に商店街で購入したヴァイオリン。ただし、まだ鞄の中に入れてあるから、りえは気づいていないだろう。

朋也「学校にでも行くか。部活動をしている生徒もいるだろうから、鍵は開いているだろ」
りえ「はい……」


学校に着くと、いつも杉坂たちと一緒に過ごしていた部室へと向かう。その部室の前に立つ。

りえ「ふふっ、ここは合唱部室なのに、ヴァイオリンの音色が聞こえてくるのは、おかしいと思いませんか?」
朋也「前にも演奏していただろ?」
りえ「あの時はまだ、この部屋は合唱部室ではなかったんですよ」
朋也「ああ、そうか……」

部室の中に入る。中は、見慣れた光景が広がっていた。


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