過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 14:50:19.23 ID:H1x2My9B0
今日の活動が終わり、帰ろうとすると、玄関先では春原がバスケットボールを持って、未だに練習していた。

朋也(あ、そういやあいつの行動、無駄が確定したな……)

そう思いながら、春原に声をかける。

朋也「おい、春原。まだ練習頑張ってるのか」
春原「あっ、岡崎!探したぞ!ほら、練習だっ」

後ろにいる仁科たちなど気にしない様子で、俺にボールを投げてくる。

朋也「そのことで非常に言いにくいことがあるんだが……」
春原「なんだよ?」
朋也「明日から、演劇部が復活するだろうって話さ」
春原「はぁ?顧問もいないのにか?」
朋也「幸村のじいさんが兼任するんだ。一週間ごとに交代になるけど、これで晴れて合唱部と演劇部の設立だ」
春原「………………。……え?じゃあ、今僕のやってることって?」
朋也「バカで無駄な事としか言いようがないな」
春原「んなアホなぁぁぁーーー!」

春原が奇声を発しながら、校門を抜けていった。

仁科「あの……岡崎さん……もう少し言い方があったのでは……?」
朋也「いいんだよ。どうせ明日になったら立ち直ってるさ。あいつは、そんな奴だ」

俺は春原から受け取ったボールをその辺に投げ捨てて、その場を後にした。


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