過去ログ - 朋也「ヴァイオリンの音色……?珍しいな……」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/02(月) 15:04:01.32 ID:H1x2My9B0
杏「あんた、もう演劇部には顔を出さないつもりなの?」
朋也「え?ああ、そのつもりだけど」
杏「どうしてよ?」
朋也「これからは合唱部の奴らのところに行こうかと思ってな」
杏「……もしかしてあんた、あの合唱部の部長が好きなの?」
朋也「名前は仁科な。……って、なんで俺があいつのことを好きみたいな話になってるんだよっ?」
杏「あんたの仁科に対する態度が他の合唱部の子たちと違いすぎるからよ」

俺は別に普通に接しているつもりなのだが、周りからはそんな感じに見られていたのか……。
って、古河の時も春原に言われたな……。

朋也「別に好きとか、そういうんじゃないと思うけどな。ただ、仁科のことを放っておけないだけだ。あいつのたどり着く先を、俺も見てみたい。それだけだ」
杏「ふ〜ん、そう。ま、あたしがどうこう言ったってあんたが考えを変えることもないだろうからさ、別に好きにすればいいけど。
  だけど、中途半端にあの子のそばにいて、傷つけるようなことだけはしないこと」
朋也「え?」

どういう意味だ?俺が考えているうちに杏が、

杏「じゃあね」

とそれだけ言い残し、行ってしまった。


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