過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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102: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/04(水) 21:36:02.03 ID:tomOSCzxo

杏子「……なんかつまんないね、それ」

QB 「そう言われてもね。僕の持つデータではこれ以外の結論は出そうにない」

杏子「無理にでも正面からぶつかり合ったら?」

マミ 「それは無理ね」

   マミが首を振る。

マミ 「例えば、あのアルフレッドくんを楯にでもされれば、私は手も足も出せなくなるわ。
    当時の私では彼の魅了には抗いきれなかったでしょうし」

杏子「……!」

QB 「そうだね。そうなればやっぱり、マミは防戦に回らざるを得なくなる」

マミ 「あ……」

杏子「そっか。……にしても流石だね」

マミ 「あら、なにが?」

杏子「さっき実際にやったんだよ、あいつ。あのクマを楯に。アタシは予測できなかった」

マミ 「へぇ……」

   マミは心底驚いたといった顔をする。
   本当にやるとは思わなかったようだ。

   しかし――そんな有り得ない可能性にまで思い至れるかどうか。
   そこが一つの分かれ目なのだろう。

   天才と、凡才の。



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