過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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111: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/04(水) 21:46:52.38 ID:tomOSCzxo

杏子「!?」

マミ 「!」

ライラ 「え……?」

   ライラは呆けたような顔で、私を見て、自分の胸を見て、もう一度私を見て、

ポーラ「言ったでしょ。私はまだやれる、って」

ライラ 「――がはっ」

   私が爪を元に戻すと、口と胸から大量の血を吹いて、その場に倒れた。
   血だまりがゆっくりと広がっていく。
    ..  . . . ..
   よし。一丁上がり。



   これが私の奥の手。
   唯一の遠距離攻撃。

   この “クマの爪” は、伸縮自在。私の意思に応じてどもまでも伸びる。
   あまり長くすると比例して重みも増すのが難点だけど、工夫すればどうにでもなる。
   今みたいに。

   できれば杏子には隠したままにしておきたかったんだけどな。
   まぁ、仕方ないか。



ミンカ 「ら……ライ、ラ?」

   呆然と、ミンカが呟く。

   と――同時に私の背後で魔力が弾けた。
   次いで金色の光が脇を駆け抜ける。

   一瞬驚いたけど、見るとマミさんだった。そういえばさっき来てたっけ。
   彼女はライラのそばにしゃがみ込むと、横たわるその身体に淡い光の魔力を注ぎ始めた。

   治癒魔法か。                          ジェム
   あの人が診るのなら、まぁ、死にはしないだろう。急所も外したし。

   さて、次だ。



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