過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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124: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/05(木) 20:01:00.06 ID:O2MZRP28o

ポーラ「え、あの……なに、を」

マミ 「あら、ごめんなさい。降りられる?」

ポーラ「あ、はい」

   腕から降ろされ、ベッドに座り直す。

ポーラ「……」

   ――じゃなくて。

ポーラ「いやあの、だから……今、何がどうなったんですか?」

   椅子に座っているところに数フィートの距離から低空タックルを見舞ったのだ。
   普通に考えたら、どんがらがっしゃんとなる以外に道はない。

   それをこの人は、

マミ 「なにって、こう……くいっ、と」

   両腕で何かを、右から左へと掬い上げるような動作。
   そんなものでどう受け止めたっていうんだ。

ポーラ「……魔法?」

マミ 「まさか。こんなことに魔法なんて使わないわ。ただの小手先の技術よ」

   こんなのが小手先であってたまるか。
   わかってたけどこの人、とんでもない達人だ。



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