過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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◆D/8.giurYc
[saga]
2012/04/01(日) 21:12:18.89 ID:Lhi6iNH5o
◆
私はポーラ。
ポーラ=レイノルズ=クマガミ。十四歳。
日仏米のクォーター。
ここ、アメリカは東海岸沿いに位置するそこそこの街、ベリーズベリーを守る “魔法少女” だ。
おっと、馬鹿にしちゃいけない。
二十一世紀も半ばを過ぎたこの世の中にも、ちゃんと魔法は実在している。
他ならぬ私がその証拠。
ついでに宇宙人も実在する。
未来人や超能力者、あとUMAなんかもいるかも知れない。特に雪男はいて欲しい。
でも、幽霊はいなくていい。
怖いわけじゃない。
人と同じような姿の亡霊なんて、“こいつら” だけでたくさんだと、そいう話だ。
というか、むしろ “こいつら” がいらない。
というか、ってゆーか、
こいつら、キライ!
ポーラ「で、りゃ――――あっ!!」
気合一閃。
前後から挟み込むように迫ってきた三匹目と四匹目を、勢いに任せて同時に斬り裂く。
両腕を伸ばして跳躍し、回転しながら、二度、三度。
左右の手に装着したぬいぐるみのような手袋。そこから生えた、伸縮自在の “クマの爪”。
それらを奔らせ、着地したときには、そいつら――二体の魔獣は
溶け崩れるように消滅していた。
魔獣。
名前とは裏腹に、白いローブをまとった聖職者のような姿の巨人。
私たち魔法少女の、倒すべき敵。
それにしてもこいつら、いつまであんな格好してるつもりなんだろう。
もうそろそろ秋も深まりつつあるというのに寒くはないんだろうか。
まぁ、どうだっていいんだけど。
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