過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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28: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/01(日) 21:22:09.65 ID:Lhi6iNH5o

ポーラ「なんでもっと早く教えないのよそういうことを! 言ってくれれば節約したのに!」

QB 「これでも最速なんだよ?  この街の瘴気濃度が不自然に落ち込んでいるのに気付いてから、
    まだ丸一日もたっていないんだ」

ポーラ「っ……」

QB 「仕方がないじゃないか。彼らの動きは僕らにも把握しずらいんだよ」

ポーラ「だからって……――ああ、もうっ」

   思わず、アルフレッドを抱く手に力が入ってしまう。

   わかってる。
   仕方がない。それはそのとおりなのだろう。

   彼は嘘は言わない。
   契約によって発生するリスクについてもちゃんと説明してくれた。
   その後の私の進退についても心配してくれた。

   奇跡を起こす力を、与えてくれた。

   たとえ事務的で夢のない理由からのものだとしても、だ。
   だからこれが彼なりの最善というのも間違いないことなのだろう。

   空を罵倒したところで雨はやまない。
   それと同じだ。

   なら、私がすべきは拒絶でも否定でもない。
   納得……は、まだちょっと無理だから、とりあえず理解することなのだ。きっと。

ポーラ「わかったわ。――それで?」

QB 「うん?」

ポーラ「大量発生って、どのくらい出るの?」



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