過去ログ - マミ「今日も紅茶が美味しいわ」 の外伝
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55: ◆D/8.giurYc[saga]
2012/04/02(月) 22:34:23.60 ID:X4rBSSVso



   ◆

ポーラ「はい、グリーフシード」 ザラザラザラザラザラ

QB 「思ったより少ないね」

ポーラ「あー……、たまにね、さっきみたいに拾うのを忘れちゃうときがあって」

QB 「……」 パクパクパクン

QB 「それは困るね。理解しているのかい? これらは君たち魔法少女の生命線なんだよ?」

ポーラ「わ、わかってるわよ。たまによたまに。たまにちょっと、うっかりしちゃうだけ」

QB 「今後は気を付けて欲しいね」 パクパクパクン

ポーラ「わかってるってば」

QB 「……」 パクパクパクン

ポーラ「……」

QB 「――きゅっぷい」

ポーラ「……ねえ、キュゥべえ」

QB 「なんだい?」

ポーラ「このグリーフシードって、放っておいたらどうなっちゃうの?」

QB 「……。別にどうにもならないよ。誰かが触らなければ何百年でもずっとそのままさ」

ポーラ「なんびゃくっ?」

QB 「うん。実際にそういう実験をしたことがあるから間違いないよ。
    放置すればどうなるのか、とね」

QB 「コレは、人の生命力から生成されたとは思えないほど冷たく安定している。
    かつてある少女は言ったよ。『まるで死者の魂のようだ』 とね」

ポーラ「生命……って、そっか。あいつらって人の生気を吸うんだったわね」

QB 「あるいは、『世界から定義するのを忘れ去られているかのよう』 と言った子もいた」

ポーラ「ふーん……」



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