192: ◆YItGnij4zE[saga]
2012/04/15(日) 19:48:17.58 ID:3dK87qlSO
朝
士郎「…何があったんだ?」
セイバー「もしや奇襲が!?一体何処のサーヴァントが…」
居間はそこだけ世界大戦が起きたかの様になっていた
凜「ああ、安心して?何も無かったから」
士郎「いや、流石にコレを何も無かったとは…」
凜「なかった」
凜の目は某ホラーサスペンスノベルゲームの中盤辺りの鉈を所持するヒロインの様になっていた
士郎「わ、分かった、何も無かったんだな?」
セイバー「しかし、あそこで黒焦げになっているサマナーの様なモノは…?」
凜「さあ?いつも神様を従わせてるから、神の裁きでも喰らったんじゃない?」
セイバー「ハ、ハァ…」
凜「そんな事より、コレ見て」
凜はテレビを指差す、どうやらニュースの様だ
ニュース『…以上の現場でガス漏れ事故が多発しており…』
士郎「ガス漏れ…もしかして?」
サマナー「サーヴァントの仕業、かもな」
いつの間にか回復したのか、サマナーが士郎の問いに答える
凜「キャスター、かもね」
セイバー「キャスター…ですか」
凜「ええ、キャスターは魔術師のサーヴァント…他のクラスよりも魔術を使う分魔力を多く使うのよ」
サマナー「一応、死人は出てないみたいだがな」
士郎「だとしたら…」
セイバー「ほっとけませんね」
凜「ええ、放置すればそれだけキャスターは強化されるし、何より人として無視出来ないわ」
士郎「しかし、キャスターは何処にいるんだ?」
セイバー「キャスターは基本的に拠点から動きません、他のサーヴァントよりステータスが劣るため真正面からは決して戦いません」
サマナー「…俺の経験からして、そういう奴は自分の最も力が出せて、相手は力が出しにくい場所に篭るな」
凜「…もしかしたら」
士郎「心辺りあるのか?」
凜「ええ、この辺りで一番魔力の貯めやすい、龍脈のある場所…」
凜「柳洞寺よ」
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