237: ◆YItGnij4zE[saga]
2012/04/19(木) 23:10:24.05 ID:E4AQqrCSO
キャスター「なっ!?」
その言葉にキャスターの頬が僅かに赤くなる
サマナー「やっぱりか…」
キャスター「な、何の事…いや、貴方には隠し事は無駄の様ね…何故分かったの?」
サマナー「キャスターが葛木に向ける感情が、明らかに主従のそれとは違ったからな」
キャスター「随分感情に敏感なのね」
サマナー「色んな悪魔と会話したからな…自分で言うのもなんだが、そういうのには自信があるんだ」
キャスター「…で、私をどうするの?」
サマナー「それなんだが…取り引きしないか?」
キャスター「取り引き?」
サマナー「もうこれ以上一般人を巻き込まないなら、俺達はお前に手出しはしない…日常生活するぐらいなら魔力もほとんど消費しないだろ?」
セイバー「なっ!?何を言ってるのですか貴方は!そんな条件キャスターが受ける筈が「受けるわ」なっ!?」
サマナー「よし、取り引き成立だな」
セイバー「し、しかしキャスターが約束を守るとは…!」
サマナー「破ったならその時は今度こそ俺達で倒すさ、仲魔を総動員してでもな」
キャスター「…流石に、あの人数は相手にしたくないわね」
セイバー「…分かりました」
セイバーも剣を下げる
葛木「…キャスター」
どうやら葛木は動ける様になった様だ
キャスター「宗一郎様!今すぐ治療を…!」
葛木「…すまないな」
キャスター「いえ、これも宗一郎様の為ですから…」
サマナー「…あの様子なら大丈夫だな」
凜「サマナー…」
サマナー「あー…勝手に取り引きしてスマンな」
凜「…ま、今回は良いわ…キャスターも幸せそうだしね」
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