過去ログ - ブラック☆ロックシューター the game <或いはB☆RSもしくは黒岩射手の物語>
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34: ◆NBqxtzZQDs[saga]
2012/04/09(月) 23:32:12.51 ID:D4K62VGG0


先頭にいるのはフードを被った少女だった、橙色の目に白い短髪、褐色の肌色で
背丈はあの小柄の少女より頭一つ上で眼鏡の少女より低いといったところ
しかしその両手は。いや手甲はとてつもなく大きかった。少女にはアンバランスなほどで肘までとどいている
まるで手だけ巨人のようだ。それだけでなく腰にまるで骨のような尻尾が生えており歩くたびにフリフリと揺れている

その後ろにいるのは、先ほど出合った二人、とげとげ冠を被った車輪足の西洋人形風の少女がビニール袋一杯に入った
マカロンを食べながら、黄緑色の眼鏡をかけたウェディングドレス風の服を着た頭に骨のような二本の角を
生やした少女が三歩下がって付いてくる

そして、最後尾には四人の中で一番身長が高く、おそらく年長者であろう黒髪長髪の少女がいる
眼鏡の少女と同じようにすらっとした角が生え、手には手甲、黒のジャケットを羽織り足には
騎士の鎧のような赤いブーツを履いている


「ほなウチとしようや、はい、握手」


フードを被った少女がその巨大な手甲から手を抜く。別に義手というわけではないようだ
握手を交わすと再び巨大手甲に手を入れ、がしょんと動かす。その動きは人間のように滑らかだ


「ウチの名前は”ストレングス”。気軽にあだ名でレンって呼んでくれてえーよ」


そして、振り返って残りの三人を紹介する


「あの冠被ったおじょーさま気取りの子はチャリン子「チャリン子ってゆーな!!」あぁゴメン
 ”チャリオット”って言うんや、あだ名はオットや」

「さっきも言ったけど、アンタはもうアタシの家来だからね!」


ふん!、とチャリオットは胸をはる。ほっぺにマカロンのクリームが付いているのには気づいていないようだ


「で、その後ろにおる眼鏡っ娘は”デッドマスター”、あだ名は”デッド”で、オットのメイドみたいなモンや。いつもは
 おどおどしとるけど料理、洗濯、掃除と結構”出来る女”やねんで」

「そ、そんなこと無いよレンちゃん…あああああの、よよよろしく…ね」


あたふた慌ててぺこぺこ頭を下げるデッドマスター


「最後にウチらの中の年長者であんま喋らんけど戦闘能力はピカイチの”ブラック★ゴールドソー”
 あだ名は…最初は”ゴルド”やったんやけど、不評やったから”ソラ”って呼んだって」

「………ゴルド呼んだら…殴る」


腕を組んで壁に寄りかかり、ぼそりと聞こえるか聞こえないかの大きさで言う




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