過去ログ - 和・澪「だから貴女と桜を見る」
1- 20
10: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:18:13.50 ID:1DElb+850
……優しい沈黙。

私ーーそして澪もだろう。

女子としては……ではあるが、二人共それ程お喋りなタイプではないので、一度会話が途切れてしまうと自分から率先して話題をふる頻度は多くない。
以下略



11: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:19:44.92 ID:1DElb+850
……………………

………………

…………
以下略



12: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:21:11.65 ID:1DElb+850
澪が独特で可愛らしい歌詞を書いているのは知っている。

もし、彼女が表現する様なメルヘンな世界が実在し、そこに住んでいる人間が居たとしたら……

その住人は、澪みたいな人なんじゃないだろうか。
以下略



13: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:23:33.98 ID:1DElb+850
和「大丈夫よ。ゆっくりお休みなさい」

そう言い、私は澪の髪の毛をそっと撫でた。

澪「……うん、あり……がとぅ……」
以下略



14: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:24:37.17 ID:1DElb+850

ひらり。


桜の花びらが一つ、澪の胸に落ちる。
以下略



15: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:28:45.64 ID:1DElb+850
私は、髪質と顔立ちの兼ね合いで昔からショートカットしか似合わなくて、子供の頃からストレートでロングヘアーの子を羨んでいた。

そして、桜が丘で澪に出会った。

長く美しい黒髪の、麗しい女の子。
以下略



16: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:31:29.64 ID:1DElb+850
和(澪……)

貴女も私に憧れてくれているの? だとしたらその気持ちはもっと進化するのかしら。

ーー私みたいに。
以下略



17: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:33:00.63 ID:1DElb+850
和「……澪」

絶え間ない胸の高鳴りと、不安と。嬉しさと切なさと。

色々な想いを感じながら、私はーー
以下略



18: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:34:31.45 ID:1DElb+850
ぼんやりと目を開き、ゆっくり起き上がる彼女に私はほほ笑みかける。

澪「ん……
私、寝ちゃってたのか?」

以下略



19: ◆MkNQzSdbk9YJ[saga]
2012/04/04(水) 23:35:52.95 ID:1DElb+850
澪「って、もしかして私、和の上で寝てた!?」

和「そうね。気持ち良さそうに寝ていたわ」

澪「……あぅ」
以下略



53Res/22.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice