103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:53:49.25 ID:ypdOa8j/0
音楽室の中から梓の声が聞こえる。
梓「律先輩来ましたよ」
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:54:24.53 ID:ypdOa8j/0
澪「律。傘忘れたんだろ?」
律「う……うん」
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:54:54.65 ID:ypdOa8j/0
澪「律、今日の授業寝てただろ?」
唯「そうそう。一番前なのによく眠れるね」
ムギ「あら、唯ちゃんもよく寝てたわよ?」
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:55:29.83 ID:ypdOa8j/0
みんなが喋っている中で、澪が目配せしてきたので小声で話す。
律「なんだよ」
澪「ノート、貸そうか?」
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:56:02.56 ID:ypdOa8j/0
ムギが長椅子に置いたバッグから、今日受けた授業のノートを貸してくれた。
律「うわあー!! ムギの字は綺麗だな!!」
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:56:30.12 ID:ypdOa8j/0
ノートを急いで写す。
ついでに隣りに座ってる唯もムギから借りたノートを写していた。
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:57:05.56 ID:ypdOa8j/0
澪「律、ドラム走ってるぞ」
律「これくらいがちょうどイイんだよ」
澪「もうちょっとリズムをキープしないと……」
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:57:41.38 ID:ypdOa8j/0
やめろ。
見るな。
その目で彼氏を見つめて、
その唇で彼氏に愛を囁いて、
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:58:09.53 ID:ypdOa8j/0
みんなに背を向けたまま音楽室を出る。
すぐに澪の足音が聞こえた。
アイツ、追ってきたのか。
放っといてくれ!
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/07(土) 10:59:10.22 ID:ypdOa8j/0
澪「律! なんで? なんで私のこと避けるの?」
律「」
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/04/07(土) 10:59:43.97 ID:ypdOa8j/0
私って、ワガママだなぁ。
自己中でさ、ガサツでさ、サボってばっかでさ。
だけど、どうしようもなく澪が好きでさ、
誰よりも好きでさ。
例え澪に彼氏が出来ても、私が一番澪のこと好きなんだ。
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