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2012/04/07(土) 11:07:18.22 ID:ypdOa8j/0
律宅
律視点
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2012/04/07(土) 11:07:51.67 ID:ypdOa8j/0
玄関のチャイムが鳴った。
あぁ、家に誰もいないって面倒くさい。
布団から出たくない。
まぁいっか。
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2012/04/07(土) 11:08:31.20 ID:ypdOa8j/0
梓「ちょっ! 唯先輩!! それはマズイですって!」
唯「あれ? 靴があるよ?」
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2012/04/07(土) 11:09:28.65 ID:ypdOa8j/0
ムギ「澪ちゃん、荷物置いて帰っちゃったの。」
ムギ「それで、三人でここまで持ってきたんだけど、重くって」
唯「りっちゃん、澪ちゃんに届けてくれないかな?」
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2012/04/07(土) 11:10:21.28 ID:ypdOa8j/0
律「しょうがないなぁ。そこに置いといて。みんな、上がってく?」
唯「ううん。今日はいいや。それよりもりっちゃん!」
唯「早く荷物を届けてあげて! きっと澪ちゃん、困ってると思うから」
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2012/04/07(土) 11:10:59.83 ID:ypdOa8j/0
今度は私がそのドアを開ける。
外には道路を歩く三人の姿があった。
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2012/04/07(土) 11:11:43.41 ID:ypdOa8j/0
澪宅
通い慣れた道。
見慣れた家。
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2012/04/07(土) 11:12:23.03 ID:ypdOa8j/0
玄関で靴を脱ごうとしてハッとした。
隅に、泥だらけになった澪の上履きがあったのだ。
あのまま帰ったのか。
だから荷物を唯達が持ってきたんだな……。
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2012/04/07(土) 11:13:03.67 ID:ypdOa8j/0
二人向かい合わせになり、おばさんが淹れてくれた紅茶でティータイムが始まった。
クッキーを一口かじると、懐かしさが込み上げてきた。
このクッキーは、私が小学生の時に初めて御馳走になったもの。
あんまりにも美味しくて、動けなくなるまで食べたっけ。
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2012/04/07(土) 11:13:39.41 ID:ypdOa8j/0
澪ママの回想
澪ちゃんが生まれ、5年が経った頃。
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