過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
↓
1-
覧
板
20
188
:
◆SHpOT25On.
[saga]
2012/08/15(水) 00:21:44.85 ID:CUb/CEy9o
勇者「・・・わかった。物陰で脱いでくる。」
勇者(一部譲歩して切り抜けよう・・・。)
毛布≪バサッ≫
女魔法「・・・」
馬車≪ガタ≫
女僧侶「あ、あまり勇者様をいじめてはいけませんよ。魔法さん。」
女魔法「・・・なんか楽しい。」
女僧侶「う、う〜ん・・・これは問題かも知れませんねぇ・・・。」
女魔法「・・・出て来て平気なの?」
女僧侶「えぅ、だ、だってずっと隠れてる訳にも行かないじゃありませんか。」
女僧侶「・・・何故なんでしょう、夢の中ではあんなにも安心感で一杯だったのに・・・・・・。」
女魔法「夢?」
女僧侶「な、なんでもありません。と、とにかく魔法さん。あまり勇者様をいじめないであげて下さいね。」
女魔法「・・・はーい。」
女僧侶「何か最近反応が軽妙ですね・・・。っと、勇者様はどちらに向かいました?」
女魔法「寝藁の裏。」
女僧侶「そうですか。・・・どうやって服をお渡ししましょう・・・。」
≪―――投げてくれればいい!≫
女僧侶「・・・あ、勇者様お着替え終わりました?今服を届けに行きますね。」
≪―――い、いや!放り投げてくれれば・・・≫
女僧侶「今行きますねー。」
≪―――!≫
女魔法「・・・僧侶だっていじめてるくせに・・・・・・。」
――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――
勇者「あー・・・それで、食料は今はどんな感じだろうか。」
女僧侶「そうですね、戦士さんが一切食べていないので、あと1日分ありますけど・・・」
勇者「・・・本当に大丈夫なのだろうか。ペンダントを取ってしまっていてこちらからどんな状態か一切分からない。」
女魔法「・・・戦士無茶するって・・・・・・」
勇者「あぁ、近い事を言っていた。一体何をするつもりなのか分からないが・・・不安だ。」
女僧侶「正直、ご飯を食べないなんて予想外でした。特訓が終わった後の休息の為に十分な食糧を用意しておきたい所です。」
勇者「・・・・・・。」
勇者(・・・・・・俺は転送術式が使える。座標も、ドラゴン達に教えてもらえばわかるだろう。)
勇者(転送術式詠唱に・・・この位置だと40分は掛かるか。)
勇者「今残っている資金は?」
女僧侶「え?え、えと・・・、たくさんありますよ。金貨も結局使い切っていませんしね。」
勇者「そうか・・・本当に大変な金額を受け取ってしまったんだな。」
女魔法「心配してくれたんだから、素直に受け取るべき。」
勇者「・・・そうかな。そうかもな。」
女魔法「ん。そう。」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
625Res/707.87 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1333882921/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice