過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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297: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/09/27(木) 02:02:42.40 ID:bYdJEpM8o
女僧侶「・・・。」

火「・・・おしまい?」

女戦士「理由は今言ったのだけだ。」

連「話色々省いてない?」

光「お母様、ね。貴方にしては不自然なほど丁寧な言い方ねぇ。」

女戦士「別に子供の頃からの癖だよ。お父様、お母様って家では呼んでたんだ。」

連「お母様は生きてるの?」

女戦士「死んでるよ。私が10くらいの時に。」

光「・・・はいはい、だいたいの話は分かったわ。さっきのはお母様の遺言なのね?」

女戦士「そう。ベッドの上で話してたら死んじまった。ぽっくりとな。」

連「でー、あんたの家柄は昔っから騎士かなんかなんだ?」

女戦士「あれ?言ってなかったっけ?私の家は退魔の血筋なんだって。」

連「退魔?」
光「聞いてないわね。」
火「・・・?」

女戦士「えーと・・・まぁ昔っから魔物に対して有利な力が有る家なんだよ。魔物退治に明け暮れてる一族だな。」

連「どんな力?」

女僧侶「ちょっと切っただけで大けがになる力とでも言いますか・・・。」

女戦士「えーと固い魔物も簡単に斬れる。再生能力があっても無視できる。魔物にとっては毒みたいなものを持ってる。」
女戦士「後はゴーストとかにもちょっと攻撃が効く、とかかな。」

勇者「剣の大きさ以上に攻撃範囲が広い、魔法を剣で無効化できる、剣の傷は回復魔法が効かない、などもあるな。」

女戦士「身を持って体験したもんなお前。」

連「・・・身を持って?」

火「どういう事・・・?」

女戦士「そのまんまの意味だよ。私がちょっと勇者の腹を・・・」

火「・・・。」

光「目が怖いわよ。」
火「っ・・・。」

女戦士「へっへっへっ、楽しかったぞー。抜き身だとこいつと同じ程度の速さになれるってわかったのも嬉しかったな!」

火「遊びで・・・?」

勇者「いや、もとはと言えば俺が無茶をいったのが原因で・・・」

火「何処を切られたの?」

女戦士「だから腹だって。もう少しで内臓出ちゃうところだったなー。」

勇者「そうなっていたら間違いなく死んでいただろうな。」


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