過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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308: ◆SHpOT25On.[saga]
2012/09/27(木) 02:09:16.39 ID:bYdJEpM8o
女魔法「・・・。」

勇者(しかし一応聞いておいた方が良いのか?魔法の今の作業は高度すぎて俺ではついていけないし、無意味な気もするが・・・。)

女魔法「・・・。」

勇者「・・・思考加速の進度はどうだ?」

女魔法「まだまだ。」

勇者「そうか。・・・何か手伝える事はあるか?」

女魔法「・・・・・・・・・・・・。」

勇者「・・・・・・。」

空≪・・・・・・≫

女魔法「電気が通れる経路に光を通す方法を考えて。」

勇者「電気の経路に光を・・・・・・。」
勇者(・・・・・・。)

女魔法「なにかないかな・・・。」

勇者(・・・む、無茶だろう。)

女魔法「思いつく?」

勇者「・・・・・・戦士はどう思う?」

馬車『へっ!?あ、あーそうだな・・・』
馬車『どっちも使えば?』

馬車『あなたはまた考えなしに・・・、』

馬車『い、いきなり聞かれたってわかるかよ!』

女魔法「・・・。」

勇者「正直、俺は何も思いつかないな。光と電気ではあまりにも特徴が違いすぎるし・・・。」

女魔法「そう、あまりにも特性が違いすぎる。だから・・・」

ガタッ!
女戦士「あーくそ!いきなり変な事聞くんじゃねェよ勇者!」

勇者「こういう事は皆で考えた方がいいだろう。」

女戦士「私は門外漢だっつーの!体動かしてる方が性にあってるんだよ!!」

勇者「門外漢の方が良い発想が出てくることもある。先入観が無い分な。」

女僧侶「もっともっ、」
ヒョコ
女僧侶「研究者の方からしたら鼻で笑ってしまうような意見が大半らしいですけどね。」

女戦士「しょうがねーよー素人なんだから。」

勇者「ふむ。」
ムクリ

勇者(3人もここに居ると天井が抜けてしまう。骨組の所に立とう。)
スタン

勇者「全く持ってその通りだ。知識のあるなしでは見える風景が違うんだからな。」
勇者「だからこそ知識が邪魔して見えないものもあるんだが。」

女僧侶「そんな感じの事をお父様が言っていました。知識とは望遠鏡の様な物。遠くを見通す事が出来るが全体を見通す事は苦手だと。」
女僧侶「頼りすぎれば見逃す物も増えてしまう。難しいですね。」

女戦士「難しく考えすぎるのはわりーってのは聞くな。剣術のときなんかは力抜く方が重要だ。」
女戦士「体を強張らせると剣先が鈍る。剣筋が歪む。良い事は少ないな。頭の方でもそうかもな。」

女魔法「・・・簡単にかー。」


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