過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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42: ◆SHpOT25On.[sage]
2012/05/04(金) 03:21:40.11 ID:4mhxZ8olo
ドカドカドカ
赤竜「・・・む?おお人間、いったい何をしている。」

勇者「っ、負んぶをしているだけだが?」
女魔法「・・・。」

赤竜「おんぶ?なぜそんな事をする?」

勇者「色々あって疲れたらしいから、あまり疲れていない俺が代わりに歩いてる。」

赤竜「ほう、なるほど。おんぶか、面白そうだの。よし・・・」

勇者「あ、いきなり乗ろうとしない方が無難だと思うぞ。」

赤竜「背中に乗せろと言っても聞いてくれるはずがない。ならば奇襲しなくてはいかんだろ。」

女魔法「・・・また凍るよ?」

赤竜「また溶ける。ほっほー!」
ドカドカドカ・・・

女魔法「・・・問題児。」

勇者「全くだな。しかしなんだかんだ周りも楽しそうだ。」

女魔法「そうかな?いきなり噛みつかれたりするのはやだな・・・。」

勇者「確かにな。だけどドラゴンは傷がすぐ治るという特徴のおかげで人間よりスキンシップの上限が高いのかもしれない。」

女魔法「・・・殴られたりするのと変わらないのかな。」

勇者「・・・ドラゴンにとっての噛みつきというのは俺たちにとっては小突く程度なのだろう。」

女魔法「そうなのかな。」

勇者「仲がいいからこそ出来るんだろうな。」

女魔法「ふーん。・・・」

女魔法「・・・。」

女魔法「・・・・・・・。」

女魔法「・・・。」

勇者「・・・俺は美味くないぞ?」

女魔法「っ! ・・・なんでわかったの?」

勇者「何となくな。」

女魔法「・・・。」

勇者(思い至ったのなら噛みついてくれればいいのに。・・・俺から噛みつきに行くのは大問題だからやらないが。)


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