過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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41: ◆SHpOT25On.[sage]
2012/05/04(金) 03:20:50.54 ID:4mhxZ8olo
女魔法「・・・生きてれば、何時か笑えるようになる。」

勇者「・・・そうだな。そうだった。」

勇者「とにもかくにも、生きていなければ全ては閉じるか。」
勇者(・・・)

女魔法「・・・。」

赤竜「グオオオオオオオ!」
ヒュオオオオ・・・

ズゴォオオオオ・・・ン


勇者「・・・。」
勇者(重そうなのによく飛ぶな。)

女魔法「・・・ねぇ。」

勇者「どうした?」

女魔法「負んぶして。」

勇者「いいぞ。・・・」
ザッ

勇者「乗れ。」

女魔法「ん。」

勇者「よっと。」
ズザ

女魔法「・・・。」

勇者「軽いな。船の時から変わってない。」

女魔法「・・・。」

勇者「夢と現実は何か違いが有るかと思ったけど、足の細さなどは変わらないな。」

女魔法「・・・あんまり触らないで。」

勇者「あ、悪い。」
勇者(・・・負んぶの状態で触るなというのは無茶のような。)

女魔法「・・・」

勇者「・・・」

ザッザッザッザッ

勇者「・・・・・・。」
勇者(触るなと言われるとむしろ意識してしまうな。・・・今手を掛けているのは腿の辺り、少し手をずらせばお尻にあたる。)

勇者「・・・・・・・・・・・・。」
勇者(子供の頃読んだ人間の体についての本も妙に気恥ずかしく感じた。魔法はまだ子供だが、感じる気恥ずかしさは一緒だな。)

勇者「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
勇者(そもそも俺はそういった事を考えても仕方がない。意味のない感情だ。しかしながら繁殖に置いて必要な感情である事は疑いようがないわけだが人はこういった感情を劣った物として)

女魔法「勇者?」

勇者「っ、なんだ?」

女魔法「どこ行くの?」

勇者「・・・あぁすまない、考え事をしていた。」
勇者(いつの間にか変な方向へ・・・。)

ザッザッザッ

勇者「・・・。」
勇者(・・・ちゃんと発達しているんだな。・・・。)


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