過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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446: ◆SHpOT25On.[saga]
2013/01/06(日) 04:07:05.05 ID:0t2iTKtmo

勇者「お前達は付いてくるな。」

女戦士「カタワ野郎が何ほざいてんだ!!」
机≪ズガン!≫

襟≪ガシッ グイ!≫

女僧侶「戦士さん!」」

女戦士「勘違いしてんじゃねぇぞ勇者・・・!一人じゃ満足に歩けもしねェ癖に・・・!」
女戦士「今てめぇは私達の中で最も弱い!!お前の強みは足の速さ!そりゃ少し前まではお前が容赦さえしなきゃ人間には無敵に近かったさ!」

女戦士「でも今のお前には足が無い!そんなお前がどうやって剣撃を躱す!?魔法から逃げる!?」
女戦士「どうやって救いたい相手を追うってんだよ!!言ってみやがれ阿呆が!!」

勇者「・・・さぁな、知らん。」

女戦士「こんの・・・!」
ギュゥ・・・!
女僧侶「戦士さん!!!」

女戦士「・・・くそ!」
パッ

勇者「・・・。」
スタン

女戦士「お前らは二人揃いも揃って・・・!なんで自分を犠牲にしやがるんだよ!!」

女戦士「背負わせろよ!私達は仲間なんだろう!? 商人にしか分からない寂しさも・・・! お前の覚悟も!」
女戦士「それが出来なきゃ!仲間って言わねぇだろう!?」

女戦士「私は所詮他人ってか!?お前にとっては有象無象の一人なのかよ!!」
女戦士「ふざけてんじゃねェぞ大馬鹿野郎が!!」

勇者「・・・。」
勇者(・・・そんなわけがない。大事だからこそ、置いていきたい。)

勇者(だが、納得する訳もない。だからこそ、口実には喧嘩別れしか道が無い。)

勇者(・・・・・・俺はやはり、孤独な道しか歩めないのかな。)

女魔法「・・・っ!」
杖≪ブン!!≫

ボグッ!
勇者「がっ?!」

女僧侶「ちょ、ちょっと魔法さん!?」

女魔法「・・・勇者の」
杖≪フルフル≫
女魔法「バカァ!!!」
タッ!
タタタタ・・・

女僧侶「魔法さん!? え、えと・・・」
キョロキョロ

女僧侶「・・・あぁもう! 戦士さん!こっちはお願いしますね!」
タッ


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