過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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◆SHpOT25On.
[saga sage]
2013/05/18(土) 08:10:57.64 ID:aKzIqfBmo
ヒトミ「駄目だよーそこは内情一切の規則性が無くてもこれがいーなーって言っておかないとこの子に自我が無いガラクタ扱いされちゃうよー?」
女魔法「・・・別にガラクタ扱いはしない。」
偽商人「で、ですが私は実際お姉さんの劣化みたいなものですし・・・他者に言われた事を自分の最大限の能力を用いて実行するだけの存在ですし・・・」
女魔法「・・・そうなの?」
偽商人「は、はい。基本的に私は他者からの命令を拒否する事が出来ませんから。」
女魔法「じゃぁ・・・私からの命令を一番に優先して。」
偽商人「はい、わかりました。」
女魔法「・・・・・・。」
ヒトミ「・・・それって出来るの?」
偽商人「はい。お父さんが私を作る時に優先順位の入力をし忘れていますから、私の学習装置は自律的に優先順位の入力を行っています。優先基準は基本的に早い者勝ちとなっていますから・・・、」
偽商人「今の発言で私の優先順位は女魔法さんが一位となりました。これからは仮に魔法さんを含む2者から同時に命令を受けても魔法さんの命令を優先しますよ。」
女魔法「・・・ふーん。ヒトミ。」
ヒトミ「ん?なに?」
女魔法「・・・」ボソボソボソ
ヒトミ「・・・ん、オッケー。」
偽商人「・・・?」
ヒトミ「スロー右手上げて。」
女魔法「ステリィ、左手。」
偽商人「はい。」
左手≪スッ≫
ヒトミ「ちぇー、じゃぁ2番目は私にしてよ。ね。」
偽商人「はい、わかりました。」
女魔法「ステリィ、原動機を作りたい。材料を持ってきて。」
偽商人「はい。了解しました。」
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二日後 洋館 個室
人形≪カタカタカタカタ≫
女魔法「・・・出来た。」
ヒトミ「うわーすごいねー。自力で自動人形作っちゃったよ。」
女魔法「参考に出来る物が無いと無理。」
偽商人「顔が汚れてますよ。」
ゴシゴシゴシ
女魔法「んぅ・・・。」
女魔法「魔力を燃料に動く機構の基礎は分かった。あとはヒトミ達みたいな自己学習装置を作れたら・・・」
ヒトミ「あはは・・・それは流石に無理じゃないかなぁ。装置見たってわかるもんじゃないし・・・。」
偽商人「この部分はお父さんの魔法物理知識の粋と言っても過言じゃありませんからね。」
女魔法「私はあいつと違って魔力が底抜けにあるわけじゃないし、燃料となる魔力が籠った核はどうしても必要だし・・・」
ブツブツ
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