過去ログ - 勇者「魔王が勇者一族に呪いをかけたけどやっと対面できそうだ」
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600: ◆SHpOT25On.[saga sage]
2013/05/18(土) 08:11:23.33 ID:aKzIqfBmo
ヒトミ「あっ、瞑想状態になっちゃった。こうなるとずーっと考えるんだよねこの子。」

偽商人「今のうちに工具とか片付けちゃいましょう。」

ヒトミ「あはは、そだね、そうしようか。」

偽商人「まず散らばってる工具類を・・・」

扉≪バタン!≫

女戦士「おい魔法いるか!ってなんだこの臭い!」

女魔法「・・・機械油。なにか用?」

女戦士「赤いドラゴンが帰ってきた! 相当やばいぞ!」

女魔法「・・・大きい竜型の土人形は?」

女戦士「今戦ってるけど相性が悪い!そろそろ撃破されそうだ!」

女魔法「ふーん・・・。」
スクッ

偽商人「あっ、待ってください。服を着替えませんか?そのローブもたくさん汚れてしまっていますし・・・。」

女戦士「私先に行っとくから2階の廊下に来い!急げよ!いいな!」
タッタッタッ・・・

女魔法「・・・代わりの服は有るの?」

偽商人「私は複製元と同じで裁縫が苦手なので・・・。」
ヒトミ「ふっふーん。私が作りました。布は貴方達の荷物の中にあった物を勝手につかいましたー。」

女魔法「・・・何時の間に?」

ヒトミ「貴方が恍惚状態の間に。前の私もそんな事やった事無かったけど才能はあったみたいねー。」

女魔法「ん。じゃぁ着替える。」

ヒトミ「みてみてー!下着も作ったよ!熊の顔を刺繍してみました!」

偽商人「随分前衛的ですね。」

ヒトミ「あー自分の才能が怖いわー。」

女魔法「・・・。」

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洋館 2階廊下

女魔法「・・・。」
タッタッタッ

女僧侶「あぁっ! 魔法さんがいつものローブ以外の服を着ています!!どういう事ですか!!」

女戦士「そこまで変わってねーだろ!!魔法、外を見」
女僧侶「大分違いますよ!! 以前のローブは濃い紺でしたが今は少し明るい色になっているじゃありませんか!!質素ですが飾り付けもしてありますし」
女戦士「だーうるせぇ!ファッションの事は後で話せ! 魔法こっち来い!」

女魔法「戦況は?」

女戦士「良くねぇ。赤いドラゴンの外殻がすげぇ硬いんだ。竜像のでかい武器は削る事は出来ても肉まで達してない。」
女戦士「赤いドラゴンの吐く炎とか熱魔法とかは効かないんだけど、噛みつきとか叩きつけとかが地味に効いてる。このままじゃぁこっちの負けだ。」

女魔法「・・・ドラゴンの攻撃力より戦士の剣の方が強いんだ。」

女戦士「のーんきな事言ってんじゃねぇや。私じゃ近づく前にお陀仏なのが問題なんだろ。」

女僧侶「ドラゴンさんの本気の攻撃は私達どうしようもありませんからね・・・。」


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