過去ログ - ランサー「ゲイ…ボルグ！」アンリ士郎「アッー！」
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232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/30(月) 00:40:31.15 ID:AYSPkrM30
　ここで現実に「青子」という隣人がいたことを思いだし、心臓の連想は訂正する。
　かわりにパジャマを脱がせる場面を嵌め込む。



　パジャマとベッドのシーツにはきっと小さな血痕がついているだろう、
　洗濯すれば、すくなくも朝までは引き止めておく口実になる。
　朝食はチーズトーストとコーヒーでいいかな。
　それにカリフラワーとトマトのサラダ。まさか月夜の飛行の後で貴方の好きな海苔茶漬なんて似合わないよ。


　あえて理想にこだわるなら、ダージリンにパイナップル・サラダといきたいところだけど……
　しかし山男が実際にとった行動は、予測と違ってしまった。


　腰を落として腕を引き、なにかを探るかのように目を瞑るところまではよかったのだが、
　やにわに加速しながらこちらに突進してきたのである。


　驚いて、反射的に攻撃魔術を放つ私。


　なにぶん満月を背にした逆光線が風で不意に射したのだから、確信はなかったが、彼に苦痛にひきつった表情が認められた。
　でも一瞬だったから、私はさして気にも止めなかった。

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