過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その3
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971: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/08/30(木) 06:18:10.92 ID:l41WJq5c0
女勇者「ふんぐ、ぐ、ぐぅっ……!」

女勇者は蔦へかける力をさらに加えてゆく。自分の体が痛みに悲鳴を上げようと気にせずに!

≪ あなたバカぁー? 世界樹に抗おうというつもり? 無理無理ぃ☆ ただの劣化複製人間如きに何が… ≫

女勇者「ファイト一発ぅ!!」

女勇者は蔦を己の力のみで引き裂き、束縛から逃れた!
すぐに落ちた鞭を拾い上げて魔王へ続く!

≪ うっそぉ〜〜〜〜〜〜! 信じられませぇーん〜〜〜〜〜〜! ≫

女勇者「よっしゃあ、低レベルなんて関係ないよ!!」

魔王(邪魔な奴が邪魔しに来おったか)

魔王「そこから一歩でもこちらに近づいてみるがよい! さきに貴様の首を刎ねるッ」

女勇者「勇者さん。私を足手まといと見ないでください!」

女勇者「私だって何度も強敵と戦ってきたの。何度だってみんなと力を合わせて」

魔王「貴様すぐ死ぬかどうにかなっておったではないかカスが!」

女勇者「…………あれ、そうだっけ?」

魔王「引っ込めド阿呆娘が! マジで貴様邪魔にしかならん!」

女勇者「ひ、ひどーい!! そんな言い方ないですよ! 私だって頑張れますよ!」

魔王「貴様耳ついておらんのかァーッ!?」

湯女「……あらあら、真剣勝負に余所見は禁物では?」

魔王「!」

すぐに向き直ると、そこには次の強力な魔法発動の準備を既に終えていた湯女の姿が。
湯女はにっこり笑顔を浮かべて魔王へ天体魔法!

三本の光の帯を一斉に放つ! 光の帯は魔王、女勇者もろとも消し去りにかかった!

女勇者「うひゃあああー!!」

魔王はすぐに女勇者を引き寄せ、マントを広げて包むと、魔法の攻撃を防御する!


しゅうううぅ〜〜〜・・・


女勇者「あ、あ、あれれ……? 生きてる?」

魔王「チッ……」

湯女「あの魔法を耐えるとは、流石ですよぉ。ちょーすてきー」

湯女「どうやら調子が良くなったようですね、魔王」

女勇者「魔王って? ここに魔王はいませんよ。いるのは選ばれし勇者が2人!」

女勇者「私たちがあなたを裁く!」ビシュ

魔王「貴様は引っ込んでいろ。よいか、これが最後の忠告であるぞ…」


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