648:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage saga]
2012/09/30(日) 14:18:24.07 ID:WmJAPMKKo
律「浮かれているとか決め付けんなよ!」
三花「楽しくないんだ……」
エリ「私たちは久しぶりにりっちゃんに会えて楽しいのに……」
律「分かってるんだぞ。私をからかってるだろ?」
三花エリ「「 バレたか 」」
律「いやいや、そんなことないよ、っていうとこだろ?」
エリ「そんなことないよ」
律「言うタイミングが違うっての!」
三花「あははっ」
律「なんか、風子を相手にしてるみたいだな」
風子「……」
姫子「あ、なんとなく分かる」
風子「どういうこと?」
姫子「言ったままの意味だけど」
喜んでいいのか悪いのか……。
そうだ。
風子「ゴウトちゃんが外に走っていったけどいいの?」
律「あ……うん」
りっちゃんの表情に少し影が落ちる。
律「契約を解消するってさ。幸御霊から聞いた」
風子「え……それじゃあ」
律「ゴウトとは、もう会う事もないだろ」
風子「そんな別れ方で……いいの?」
律「……よくはないけど、な」
風子「……」
律「何れこうなるって前もって話をしてあるから、そんなにショックじゃないぜ。
日本に帰ってきてずっと付き合ってくれたのがちょっとだけ違和感があったんだよ」
風子「長い間、連れ添っていた相棒だったんだよね」
律「まぁな。色々と……助けてくれたぜ…………っ」
一瞬だけ辛そうな表情をしたのを私は見逃さなかった。
風子「りっちゃん……」
律「あ、さわちゃーん!」
カウンターで瀬織さんと話をしているさわ子先生の所へ駆けていった。
目元を少し拭ったのは、別れを受け入れて乗り越えたから、なのかもしれない。
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