過去ログ - 裡沙「もう、隠しヒロインだなんて言わせないもん!」
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VIPにかわりまして橘純一がお送りします
2012/04/16(月) 06:53:01.40 ID:SoTCbUQ50
【公園】
純一「今日のデート、楽しかったね」
裡沙「ほんと、夢みたいな時間でした。……一時は、どうなるかと思いましたけど」
純一「ははは。僕は、今まで裡沙が僕のことをどう思ってきたか、聞けたから、いい機会だったな」
裡沙「あ、あぅぅ……///」
純一「……ねぇ、裡沙」
裡沙「はい?」
純一「……裡沙は、今まで、本当に頑張ってくれたんだね。僕を振り向かせるためだったり、守るために」
裡沙「あっ……///」
純一「こんな可愛い子が、僕に一途に思ってくれていたなんて、早く気付きたかったなぁ」
裡沙「か、かわいいっ!?///」
純一「うん、時々、自分のことを地味っていったり、体が僕の好みじゃないって、自分で言ったりするけど、そんなことはない。小柄で、スレンダーで、一途で、優しくて、不器用で、色々な顔を見せてくれる、僕に笑いかけてくれる裡沙が、僕は大好きなんだ。……おかげで、お宝本を梅原に全部あげちゃったぐらいだよ」
裡沙「え!? そ、そうだったんですか?」
純一「うん。だって……」
ダキッ
裡沙「あ……///」
純一「僕は、君がいれば幸せだからね。いつも身近に感じたい。いつもそばにいてあげたいって、毎日思ってる。……まるで、知り合う前の裡沙みたいに」
裡沙「///」
純一「だから、さ……僕に、気軽に話していいんだよ? 同級生なんだし、恋人なんだ。さん付けじゃなくて、純一って、普通に」
裡沙「……じゅん、いち」
ぎゅっ
純一「うん」
裡沙「純一……じゅんいちぃ!」
純一「うん……ここにいるよ。今まで君が、僕を遠くで見てきた分も、そしてこれからも……ずっと、僕は、君と共にいる」
裡沙「……しあわせ、だぁ」
純一「……裡沙、顔を合わせて」
裡沙「え? うん――」
ちゅっ
裡沙「あっ――///」
純一「……ファーストキス。君にあげた」
裡沙「わ、わたし、も///」
純一「そして、これからも、セカンドも、サードも、永遠に、君に捧げる」
裡沙「……わたしも、よろこんで」
後日談END
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