過去ログ - 芳川「ミサカが一匹、ミサカが二匹……」
1- 20
31: 1182号と根性野郎[saga]
2012/04/29(日) 18:25:19.28 ID:8bH+SKVE0

《1182号》


ミサカは生きているのでしょうか

それとも死んでいるのでしょうか

それすらもわかりません



ふらふらと揺れる狭い視界
靄がかかったように白く濁った世界
ぼやけてふやけてゆがんで流れ出す思考

そんな中にアナタは現れました。そんなミサカの前にアナタは立っていました。

信じられませんでした。
だから、質問しました。

なぜ来てしまったのですか、と。

聞こえにくいはずなのに、アナタはしっかり返事を返してくれました。

「俺はどんなときでもおまえの味方だ」

でも、本当は

「困ったときはいつでも助けるって決めた。」

分かっていたんです。

「それに」

アナタの答え。

「言っただろ?根性のねえやつら、みんなぶっ飛ばしてやるって。」

――――アナタはそういう人ですから。



なぜでしょう。
本当になぜなんでしょう。

絶対に来て欲しくないと思っていたはずなのに
絶対に巻き込みたくないと思っていたはずなのに

アナタがここにきてくれたことに対して、心のどこかで安心している自分がいました。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
50Res/32.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice