過去ログ - 芳川「ミサカが一匹、ミサカが二匹……」
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4: 1182号と根性野郎[saga]
2012/04/20(金) 20:12:24.13 ID:rMrBg6Mb0

《削板軍覇》

「なぜ、ミサカを助けたのですか?」

それがアイツの第一声だった。今でもしっかりと耳に残っている。

今まで何度も人助けをしてきたが、そんなことを聞かれたのは生まれて初めてだった。
驚いたけど、そのまんま答えた。それを聞いたアイツの驚いた顔。
なんでそんなに驚くんだよ。俺のほうがよっぽどびっくりだ。困ってるやつがいれば助けるのはあたりまえだろ。

「ミサカは・・・・・・・・・・」

そういや服も髪も靴もびしょぬれだ。風邪引いちまうな。コレでも着とけばまだましだろ。
川に飛び込む前に脱いでおいた特攻服を急いで羽織らせた。

びしょぬれになった女の子を助けたのは生まれて初めてだった。
正直に言うと、どう対応すれば良いのか全然わかんねえ。
離れたほうが良いのか?それとも一緒についてやっていたほうがいいのか?
脳内会議の結果、離れた所から見守ることにした・・・・・・・・・・ストーカー?何のことだよ。


とにかく、何でかはわからねえ。だけど、なんとなく放っておけなかったんだ。




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