過去ログ - 蛇足 とあるフラグの天使同盟 捌匹目
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863: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:52:14.07 ID:62C+UwSeo

おかしくなってしまった世界を元通りにしたいという気持ちは、確かにフィアンマにはある。
それは間違いない。こんな世界で、自分以外のほぼ全ての人間が変異してしまった世界で
平然と過ごせるほど、フィアンマも強くはない。

以下略



864: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:52:44.87 ID:62C+UwSeo


(…………全てが元通りになったら、月詠は俺様にまた、あの笑顔を見せてくれるだろうか)


以下略



865: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:53:35.31 ID:62C+UwSeo


そんな素直になれない不器用な魔術師に対し、小萌先生は手招きで返した。
『おいで』という意味のジェスチャーはなく、どうやら『姿勢を低くしろ』と
いう意図のものらしい。疑問に思いながらも、もしかしたら家を破壊された怒りで
以下略



866: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:55:11.36 ID:62C+UwSeo


撫でられた。真っ赤な髪が流れる頭を、フィアンマがこれまで味わった事のない
あまりにも『愛』溢れる力で、撫でられた。数十分前に頬を撫でられた時とは
比較にならない程の優しさだった。
以下略



867: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:56:02.16 ID:62C+UwSeo


上条と一方通行が直面した、女の子に突然囲まれるという漫画のような現象。
二人の下に訪れた女性陣には全員にとある『共通点』があった。それは、
彼らを取り囲んだ女性陣が彼らに対し『通常以上の感情』を抱いているという点だ。
以下略



868: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:57:09.82 ID:62C+UwSeo


(ならば『御使堕し(改)』発動時に俺様の胸を貫いた光は『選別』の意味があったのか?
 俺様や上条当麻のような例外を除いて、尚且つミーシャ化しておらん一方通行が俺様と
 同じくあの光に襲われているのならこの仮説は真実味を帯びてくるが……)
以下略



869: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:58:36.14 ID:62C+UwSeo


フィアンマの頭を撫で終えた小萌先生はどこか満足気に微笑んだ―――ような気がした。


以下略



870: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 12:59:18.29 ID:62C+UwSeo


「これから大魔術の後始末を行う。 お前は俺様が今から言う場所で待機していろ」


以下略



871: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 13:00:48.91 ID:62C+UwSeo


――――――――――――――――――――――


以下略



872: ◆3dKAx7itpI[saga]
2012/06/17(日) 13:01:34.83 ID:62C+UwSeo


フィアンマが驚いたのは、自分たちを刺し続ける『視線』を送る監視者が本当に
存在していたからではない。いくら気配を絶とうと、百戦錬磨のフィアンマの警戒網を
逃れられる実力者など数える程しかいないだろう。
以下略



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