過去ログ - まどか「ほむらちゃん、大好き…」
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)
2012/04/26(木) 23:22:36.19 ID:FhwXt1u70
「このクッキーおいしいでしょ、パパの手作りなんだー」
「え、ええ、とっても美味しいわ」
そうは言っても、今のほむらに味など分からない。
機械的に咀嚼し、飲み物で流し込む。
「……まどか、あの」
「どうしたの?」
「…いいえ、なんでも…」
招待された理由はただ一つ。
最近の自分の態度のことだろう、とほむらは確信していた。
なのでそのことを謝ろうとするが、なかなか切り出せない。
そわそわと落ち着かない様子に見かねたのか、まどかから口を開いた。
「…ねぇ、ほむらちゃん」
「な、なにかし、ら?」
「わたしのこと…嫌いになっちゃった?」
飲み物のカップを床に置き、じっとほむらを見つめる。
「えっ…?」
「それを、教えてほしいな」
手足をゆっくりと動かし、まどかは近づいていく。
思わずほむらは後ずさりするが、あっという間に距離を詰められてしまう。
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