843:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:48:09.71 ID:9Vcj4iaw0
タツヤ「ほむ姉ぇ!!」
ほむら「・・・あ゛」
誰かの悲しい叫び声が
844:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:49:14.10 ID:9Vcj4iaw0
QB「ほむら!?ほむら、しっかり意識を持つんだ!!」
呼びかける
今まで何度も戦場を共にした
不思議な雰囲気を持つ魔法少女の名前を
845:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:49:54.00 ID:9Vcj4iaw0
タツヤ「ほむ姉ぇ!!」
ほむら「・・・あ゛」
QB「!?」
846:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:51:07.51 ID:9Vcj4iaw0
ほむら「に゛、げ、て゛」
かすれた声でほむらは少年に言うも
その声は少年には届いていない
近くに居る僕がようやく聞き取れる声量だ
847:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:54:03.09 ID:9Vcj4iaw0
QB「やぁっ!!」
ほむら「!?」
目を疑う光景だった
848:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:55:15.60 ID:9Vcj4iaw0
心に憎しみが宿っていく
本来持ってはいけない不の感情
しかし皮肉にもそれが立ち上がる力となった
黒い靄が私の傷を覆い塞いでいく
849:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:57:31.74 ID:9Vcj4iaw0
ほむら「うあああああああ」
巨大な翼を振るい
1番近くに居た魔獣をズタズタに引き裂く
次にその奥に居た2体を挟み潰す
850:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 13:59:14.89 ID:9Vcj4iaw0
その時、癒しの魔法が私を包んだ
魔法は傷を覆っていた黒い靄をどかし
私の身体を治していく
全快にはならなかったけど
それでも翼を制御出来る程には戻った
851:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 14:06:54.18 ID:9Vcj4iaw0
ほむら「どこか痛くない?」
タツヤ「・・・あっ!ほむ姉、お腹」
ほむら「お腹!?お腹が痛いの?」
852:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/15(月) 14:07:51.53 ID:9Vcj4iaw0
ほむら「・・・鹿目タツヤ」
スッと立ち上がったほむ姉は
今まで見た事のない無表情な顔で
僕の名前を呼んだ
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