過去ログ - 純「ういろう? じゃなくて憂ロボか」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/23(月) 19:27:19.03 ID:QIXqOO8O0

梓「おぉ……見る間に元気になった」

梓が頬ずりしている二人を見て感嘆する。
常に潤いを持っている憂も今はいっそう瑞々しい。
あの調子なら、唯先輩にどれだけ憂分を吸われても尽きることはなさそうだ。
そのとき、横の方から何か金属的な物が軋む音が響いた。

憂ロボ「ギギギ……」

憂と唯先輩を見つめる憂ロボが歯ぎしりしている。
勝負の最中は目くらましのハリボテかと思われた憂ロボだけど、唯先輩を突き飛ばしたり恨めしそうにしたりと、役立たない面で器用さを発揮する。
そう考えると頭に刺さっているネジ巻きがにわかに気になってくる。
ゼンマイが動力なのか……?
奥田博士にも憂ロボに何が起きているのかわからないらしく慌てふためく。
作った物には責任ある振る舞いをしてほしい。
そのうちに耳にあたる部分からはおもちゃの蒸気船のようにシュッポ、シュッポと煙が噴き出してガタガタと震え出す。
こんな逃げ場のない狭い室内で爆発とかは勘弁してほしい。
最悪の場合、スミーレと一緒に梓の陰に避難させてもらおう。
さっきから床で春爛漫している姉妹の身は知らん。
どうせ巻き込まれて黒焦げになったって一緒にいれば勝手に完治するだろう。


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