過去ログ - 後輩「それじゃ、本当にこれでお別れです」
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70
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]
2012/04/26(木) 17:51:24.35 ID:92j8dszJo
読んでるよ
71
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]
2012/04/27(金) 02:35:12.36 ID:dnHv8Ei4o
1乙
72
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/04/27(金) 15:39:13.05 ID:EJ+zLRyao
60-3 雨が天気が → 天気が
73
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:39:43.81 ID:EJ+zLRyao
◇
ふと気付くと、俺は自室の椅子に座って携帯電話のディスプレイを眺めていた。
以下略
74
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:40:32.48 ID:EJ+zLRyao
あの夏から、俺は背が伸び始めた。声が太く、低くなった。力の加減が少しずつ難しくなっていった。
指の関節がごつごつと形を変え始めた。喉にふくらみができた。
それなのに、俺はあの夏から少しだって成長できた気がしない。
以下略
75
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:41:13.91 ID:EJ+zLRyao
子供のままで生きていくには、この世界はたぶん気難しすぎる。
そして、そんな人間が、現代にはたくさんいるのだ。息苦しくてたまらない人間がごまんといるのだ。
正気の沙汰ではない。
以下略
76
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:41:45.95 ID:EJ+zLRyao
不意に、携帯電話のコール音が響いた。一瞬、どこから鳴っているのか分からなかったが、部屋に忘れてきたらしい。
俺はコップをテーブルに置き、慌てて階段を昇って自室に戻った。
無愛想な携帯のコール音は鳴り止まなかった。通話ボタンを押して耳に当てる。何も聞こえなかった。
以下略
77
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:42:28.17 ID:EJ+zLRyao
「なんだ?」
俺の声は自然と大きくなった。電話口から、相手が怒鳴る気配が伝わってくる。だが、なんと言っているのかは分からない。
以下略
78
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:43:19.86 ID:EJ+zLRyao
◇
俺は夕方の昇降口で立ち尽くしていた。そのことに、ふと気が付く。
以下略
79
:
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[saga]
2012/04/27(金) 15:43:42.09 ID:EJ+zLRyao
◇
屋上にはスズメがいた。
以下略
80
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/04/27(金) 15:44:08.26 ID:EJ+zLRyao
「私はどうでもいいんだけどね」
とスズメは言った。
以下略
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