17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/04/27(金) 22:29:45.98 ID:z/IdN2wF0
それぞれが事実を受け入れれたかは分からないが、10年ぶりの再会に涙する遺族達。そんな中――
響「ええ!? にぃにぃと結婚!?」
あずさ「黙っててごめんなさい……」
響「いや、無理だから仕方ないぞ。それより、いつからなの?」
あずさ「その……」
響の剣幕に圧されてか、歯切れの悪いあずささん。言い難いのだろう。あずささんと旦那様、我那覇さんは遺族会を通して知り合った。
響がいなくなったからこそ生まれた夫婦なのだから。傍から見たらこう見えるだろう。
失った者同士が慰めあったと。
響「何でも良いさー。にぃにぃは自分ほどじゃないけど完璧だからな。あずささんが惚れるのも無理はないぞ」
笑って話を締める響。お兄さんとあずささんが幸せなんだからいいだろ? っと言わんばかりだ。
響「ほーんと、色々変わったんだなぁ……」
寂しそうに、空を見上げて笑う。変わった者と、変わらない者。その溝は大きく深い。
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