過去ログ - 上条「それでも俺は・・・・・・。」
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15:>>1[sage]
2012/05/02(水) 21:47:12.42 ID:f6EgXf4Y0

一方通行の思惑があるのに気づかず、上条は浜面に御坂との出会いの経緯を暇つぶしに話していた。

浜面「・・・へぇ、じゃああの噂はお前だったのかぁ。」

上条「そういうこと、んでその後は偽デートを強制的にやらされたり、大覇聖祭で勝負したり、罰ゲームで買い物に付き合わされたりしてたわけですよ。」

浜面「いやじゃなかったんだろう?」

上条「そ、そりゃあ、あるやつとも『御坂美琴とその周りの世界を守る』って約束していることもあるし、俺自体もいやじゃないんだけどさ。」

浜面(惚気にしか聞こえないのは俺だけであろうか・・・。)

  「んじゃ、ざっとまとめると御坂ちゃんはおまえにとって守りたい存在なのか?」

上条「ああ、できる限り守って行きたいよな・・・。」ニッ

浜面(これって・・・自分の気持ちに気づいてないのか??鈍感にもほどがある。)ハア

鈍感だろこいつ、とため息をついた浜面を何も考えず上条は疑問に思った。

上条「??どうしたんだよ?」

浜面「ん?ああ、何でもない。そうだ、聞いてくれよ。」

  「俺もあいつらに振り回されていてさぁ。」フコウダー

上条の惚気、もとい不幸話から浜面の不幸話に変わろうとしていたところで別れる場所がきた。

浜面「おっと、まだ喋ってねぇのに別れか。あと少しだから不幸に巻き込まれるなよ?」ジャアナ!

上条「ああ、気をつけるよ。」オウ、マタナ!

浜面が笑いながら走り去っていく。

ふう、と息を吐くと白くなって消えていく。

さすがにこの時期になってくると寒いものだ。

上条(さっさと御坂を寮に届けないとな。)

そう思い、上条もちょっと小走りになろうとしたときに背中にしょっているものが急に抱きついてきた。



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