過去ログ - 上条「それでも俺は・・・・・・。」
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2012/04/29(日) 01:05:12.92 ID:TtaBgWNQ0
『上琴サイド・過去』
付き合い始めたきっかけは、第三次世界大戦終戦後だった。
私はアイツを救えなかった思いで第七学区をさ迷い歩いていた。
美琴(アンタはどこにいるの? 私はここにいるのに、アンタはどこにいるのよ・・・・・・。)
ある日は誰かとぶつかった。高校生ぐらいのぼさぼさ頭の男だ。
その頭がどこか似ていたけれど、違うとわかって謝りもせずに歩いた。
ある日は一方通行に会った。そいつを見た瞬間掴み掛かっていた。
美琴「あいつはどこ!!??ねぇ!」
ただ一言を繰り返しアイツに投げかけた。それに対する答えは、
一方通行「ヒーローはまだ帰っていないのか・・・・・。」
その一言にただただ絶望する。
最後に美琴は必ず上条と出会った公園のベンチに座る。
美琴(何故? 何でアンタはどこにもいないのよ。来てよ。言いたいことが山ほどあるのよ。)
(お願いだから、私の元に帰ってきてよ。 また、いつものように笑ってよ・・・・・。)
(お願いだから・・・・・・・・・。)
美琴「お願いだから、好きって言わせてよ・・・・・・。」
そう言いながら、美琴は自分の肩を抱きうずくまる。
たった一言だが、何よりも伝えたい言葉はもう届かないのだろうか・・・・・・。
そう思いながら毎日を送っていた美琴に、ある日信じられない光景が飛び込んできた。
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