過去ログ - 唯「バドミントン部に入ることになりました!」
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15: ◆YgQRHAJqRA
2012/05/01(火) 21:01:48.66 ID:DO4aTZfl0
了解です。 あと優羽ってのは意識してませんでした・。
バドミントンもルール曖昧なところがあったりするかもしれません。まだやって4年しか経ってないので・・・。
あと、羽って表記をやめてシャトルにします。


『よろしくお願いします』

両者挨拶が交わされる。
どちらも気合は十分に見えた。

サーブは梓側から。
一般的によく使われる"ロングハイサービス"という打ち方で相手の様子を伺う。
コンッ・・・ 独特の音。これを聞くたびに、今までの苦労が鮮明に梓の脳裏に蘇る。

シャトルが高く上がる。

(さあ・・・どうでます・・・?)

相手は梓より身長が高めの選手だ。
だが、いくら背が高いといっても・・・、梓にはテクニックで補える自信があった。

「ふっ!」

短い声と共に、パコン!・・・ シャトルはさらに高く上がる。
"ハイクリアー"・・・、綺麗な弧をえがき、シャトルは梓のかなり後方に飛ぶ。

「あちゃあ、あれは取れないか」

律が応援席で落胆の声。
それを尻目に、梓は膝をクンと曲げ、跳躍の姿勢に入る。

「えいッ!」

可憐ながらも気迫を感じる声とともに跳躍。
そのまま高い位置まで跳躍し、その細い体からは考えられないくらいの強い"スマッシュ"。
唖然とした相手はそのままシャトルが落ちるのを黙って見てる他ない・・・。

(一点目です!)

「1対0!」
ワン  ラブ
「うわっ、あずにゃんすごい!」

唯のおしみない感嘆の声。その声に梓はすこし笑みを浮かべた。

(先輩達・・・見てくれてるんだ・・・ふふっ)

当然のことだったが、それが嬉しかった。
今は応援してくれている人がいると思うと、胸が期待で膨らむ。

(次もやってやるです!)


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