過去ログ - 唯「バドミントン部に入ることになりました!」
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◆YgQRHAJqRA
2012/05/01(火) 23:02:45.85 ID:DO4aTZfl0
「お疲れーあずにゃん!」
唯の他、メンバー全員が拍手で迎えた。
「これでみんな次の試合に出れるね!澪ちゃん!」
「ああ、今まで練習してきたかいがあったな、律」
「澪のゆーとーり!」
律は腕を組みうんうんと頷いた。
「梓ちゃんお疲れさま、はいどうぞ」
またもや和の気の利いた気配り。
絶妙なタイミングだ。
「あ、ありがとうございます和先輩」
「まあ、私のできることって言ったらこれくらいだし・・・」
「でも、和ちゃんってこういうの得意だよねー、人の心を読むというか」
唯が残りの水をグイと飲みながら言った。
のどかは少し考えてから、こう答えた。
「んー、唯と同じように、私の"才能"なのかもね・・・、人が安らぎたいな、っていうのが分かるのよ」
才能。・・・梓が周りのみんなに聞こえないように、小さく呟く。
「"才能"・・・か」
梓にとっては悲しい響きだ。
才能があるのに、どうしてできない。ふざけるな。・・・そうした罵詈雑言を何度も受けてきた。
それを乗り越えて今の自分があると思うと、少し嫌になる。
「あずにゃん!そろそろ帰ろっ?」
「え、はい」
気のせいか、今まで暑かった体が、一気に冷めた気がした。
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