過去ログ - 芳川桔梗「言ったでしょう? 私の名前を忘れないでって……」
↓
1-
覧
板
20
24
:
◆hZ/DqVYZ7nkr
[saga]
2012/05/09(水) 01:17:13.26 ID:NssaRfn2o
「正直助かったよ?
こんなに早く気づいてくれて」
どうしようかと迷っていたんだ、と笑う。
二人は恐る恐る扉をくぐった。
そこに部屋があるものだと思っていたが、そこには地下へいく階段があるだけであった。
「そこを降りたら彼がいる。
彼をみたら、僕が何故すぐ君達に教えなかったのかわかってもらえると思うね?」
いまの“君達”は主に垣根とミサカ00002号、そして芳川の事だと二人は察する。
ドアをくぐった時とは違う緊張感を持って、二人は一段ずつ降りた。
降り切ると、一つの部屋があり、ベッドには一方通行がぼんやりとした様子で座っていた。
「あ、一方通行さん!」
それをみると、初春は足を早め、一方通行の目の前へと進んだ。
「初春飾利です! わかりますよね?
何やってたんですか! みんな、みんな心配してますよ!
……帰りましょう?」
「……」
「あ、一方通行……さん?」
「……」
一方通行は答えない。
その視線も、初春を捉えてはいない。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
281Res/250.72 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 芳川桔梗「言ったでしょう? 私の名前を忘れないでって……」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1335772847/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice