過去ログ - のび太(30)「いらっしゃいませ。」
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1: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:03:06.71 ID:cvmqAs0AO
スレ立てもSS作成も初めてです。
かなり稚拙だとは思いますが、お付き合いいただければ嬉しいです。

SSWiki : ss.vip2ch.com(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)



2: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:03:53.86 ID:cvmqAs0AO
2012年 東京某所の靴屋

のび太「いらっしゃいませ。」

?「すいません。こちらのお店は靴の修理はやっていらっしゃいますか?」
以下略



3: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:07:10.11 ID:cvmqAs0AO
のび太「出木杉君!ごめん、一瞬分からなかったよww 久しぶりだねぇ!」

出木杉「ホント久しぶりだねぇ。中学以来かなぁ?」

のび太「そうなるねぇ。僕ら、高校は別々だったから。」
以下略



4: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:10:44.05 ID:cvmqAs0AO
出木杉「コルク? 何なの、それ?」

のび太「見たトコロ、この靴はグッドイヤーウェルトという製法で作られてるんだ。グッドイヤーウェルトは両底にコルクのクッションを挟むんだけど」

出木杉「???」
以下略



5: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:12:49.23 ID:cvmqAs0AO
出木杉「なるほど、そういう事かぁ。」

のび太「だから外底交換とコルク交換を合わせて・・・・・・うん、10000円かな。」

出木杉「!? そんなに安いの!? 前の修理の時は外底交換だけで15000円ぐらいだったよ!?」
以下略



6: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:15:42.32 ID:cvmqAs0AO




出木杉「のび太君、変わったね。」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/04/30(月) 23:25:52.03 ID:W1PGYvb1o
期待


8: ◆51UnYd7yHM
2012/04/30(月) 23:33:40.20 ID:cvmqAs0AO
>>7
ありがとうございます。
レスもらえると嬉しいものですね。
頑張ります。


9: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:34:31.40 ID:cvmqAs0AO
2002年。のび太20歳の誕生日。

この日、[たぬき]は未来に帰って行った。


以下略



10: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:35:47.64 ID:cvmqAs0AO


人間とは、何か一つでも夢中になれる物が見付かれば変わるものである。

弓道に打ち込み出した辺りから、のび太は学業の成績も少しずつ向上させ始め、3年生の夏頃には都内の比較的偏差値の高い大学にも手の届くレベルとなっていた。
以下略



11: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:37:27.14 ID:cvmqAs0AO




のび太が大学に入った時、[たぬき]は四次元ポケットを未来のせわしの家に預けた。
以下略



12: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:41:53.47 ID:cvmqAs0AO
しまった。
ドラ〇もんは規制に引っ掛かるんだったorz
すいません。
手直しを加えて、>>9から再投下します。


13: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:43:13.32 ID:cvmqAs0AO
2002年。のび太20歳の誕生日。

この日、ドラエもんは未来に帰って行った。


以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/04/30(月) 23:43:43.66 ID:nVI/nQCIO
たのむ
メール欄にsagaをいれてくれ
たぬきだとシリアスな感じなのに間抜けた感じで吹いてしまうwww
sageじゃなくてsaga(サガ)な


15: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:44:38.81 ID:cvmqAs0AO


人間とは、何か一つでも夢中になれる物が見付かれば変わるものである。

弓道に打ち込み出した辺りから、のび太は学業の成績も少しずつ向上させ始め、3年生の夏頃には都内の比較的偏差値の高い大学にも手の届くレベルとなっていた。
以下略



16: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:46:42.88 ID:cvmqAs0AO
>>14
sagaですね。
分かりました。
アドバイスありがとうございます。

以下略



17: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:48:32.38 ID:cvmqAs0AO
『まるでドラエもん自体が道具であるかのように考えていた、当時の自分が許せないんだ。』


こんなにも嬉しい言葉はなかった。

以下略



18: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:50:05.72 ID:cvmqAs0AO
20歳の誕生日。

のび太は大学からの帰り道、パパ・ママ・ドラエもんに、それぞれプレゼントを買って帰った。

ママのお気に入りの洋菓子店のプリン、パパが社会人になった頃から贔屓にしているブランドのネクタイ、そしてあんこがたっぷり詰まったどら焼き。
以下略



19: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:52:48.67 ID:cvmqAs0AO


のび太の成長を目の当たりにし、もう自分の助けは必要ないと確信したと言う。

ドラエもん「君はもう大丈夫だよ、のび太君。」
以下略



20: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:55:52.98 ID:cvmqAs0AO


のび太はありったけの言葉で感謝を伝えた。

伝え続けた。
以下略



21: ◆51UnYd7yHM[sage]
2012/04/30(月) 23:59:00.40 ID:cvmqAs0AO
のび太に見送られながら、ドラエもんは机の引き出しを開けた。

のび太は、泣いていなかった。

最後は笑顔で別れると決めたから。
以下略



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