26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:10:34.29 ID:sgqaAXD30
金曜日
「…なぜメールに反応しないのだ…指圧師」
「……」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:12:12.09 ID:sgqaAXD30
土曜日
ブラウン管工房前ベンチ
「…一つわかったことがある」ダラー
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:12:55.14 ID:sgqaAXD30
「う…うむ、今週は皆必死で我がラボのために尽力し、全員が傾倒に値する働きを見せていたな!」
「そ、そっか、それで…誰に決まりそうなの、かな…」
「…皆の気持ちは伝わったが、まだ俺の心を突き動かす決定的な偉業を成しえたラボメンがいないのだ」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:14:21.61 ID:sgqaAXD30
「やだやだやだ!!絶対なりたくない!!そんなの絶対なりたくないよおおお!!」びーびー
「な、なな、綯!!ま、待て落ち着け!!泣くのは止め…」
「オラァ!!岡部テメ、また綯のこと泣かしやがったなァ?!!」┣¨┣¨┣¨┣¨ッ
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:15:10.74 ID:sgqaAXD30
「みんならっで…このラボから離れたくないから…心の中じゃきっと…綯と同じこと、思ってるよぉ…」
「な、綯…」
「……岡部よぉ、俺も綯からちょいと話は聞いたが、そりゃあんまりってもんじゃねぇのか?」
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:15:39.03 ID:sgqaAXD30
日曜日
「諸君、この一週間ご苦労だった、お前たちの気持ちは俺に強く刻み込まれた…」
「……」
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:16:25.48 ID:sgqaAXD30
「我が未来ガジェット研究所第二支部の長に相応しき人物…それは!」
「…俺だ」
「……」
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:17:01.84 ID:sgqaAXD30
「決めると言い出した以上、その言葉を覆すわけにはいかんからな、俺が全ての責任を負うことにした」
「…えっと、おか…凶真さんあの…それはですね」
「それにこれは…俺への罰だ、『仲間』と離れたくないというみんなの心を踏み躙ったのだからな…」
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:17:48.04 ID:sgqaAXD30
「…ざっけんな」ガッ
「え?」
「ふざけんなっていってんのよ!!」バキィッ
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:18:24.18 ID:sgqaAXD30
「く…ああそうか…俺は大馬鹿か…、こんなにみんなから必要とされていたのに、それに気付けないなんて…」
「岡部…じゃあ」
「ああ、みんな騒がせてすまなかったな…第二支部には、誰もいかなくていい…」
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/05/03(木) 19:19:19.49 ID:sgqaAXD30
「…なにも白紙には戻さなくてもいいと思うけどね…」
「ん、なんだと?」
「…ねーねー、まゆしぃはねー、ずーっと疑問に思ってることがあるのです」
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