117: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:09:44.84 ID:wjxL0IG/0
美琴「ちょっと引っ張るけど、じっとしててね」
背の低い床から見ると、1m位でもかなりの高さがあるように見えるのだろうか。
美琴は由香の手首から右手を離すと、背中を抱きかかえるようにした。
そのまま、由香の体を手前に引っ張り出した。
由香「ひっ!!」
驚いてしまい、小さく悲鳴を上げた。
しかし、数秒もしないうちに足は床の上に着地していた。
わずかな衝撃はあったものの、足が痛むといった程には到底及ばない。
それを見届けると、美琴は砂鉄のベルトから手を離す。
途端に、ベルトは一瞬のうちに音を立てずに崩れ去っていった。
砂鉄が散り散りになりながら、真下の闇の中へと舞い落ちていく。
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