136: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2012/07/17(火) 04:27:07.28 ID:wjxL0IG/0
美琴「ひっ……」
思わず情けない声をあげた。
全身をぞわっとした悪寒が走る。
震えも激しさを増す形で再発して。
息も急激に激しくなって。
――これ以上、見てはいけない!!
本能が悲鳴を発した。
が、体はその意に従わない。
むしろ、それに逆らうかのように――顔をゆっくりと上げだした。
そして――
美琴「……はぁっ……ひいっ!!」
表情を引きつらせたまま、指の先に至るまで体が固まってしまい。
震えは収まらず。
息がさらに荒さを増していき。
瞳は激しく動きながらも――視線はじっとある一点に向けられた。
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