241: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/08/13(月) 18:28:34.08 ID:9uRBUW4SO
??「っててて……」
初春「えっ……人……!?」
聞き慣れない男の声。
動揺しながら、振り返る。
両足を初春の体にのしかかられて、痛がっているのは、中高生らしき男。
髪の裾のあたりを短く刈り上げた、爽やかな感じの男性だった。
紫のブレザーを羽織っり、その下に着ている白いワイシャツの首もとのボタンを外していて、黒いズボンを履いている。
初春(この人……刻命さんと同じ学校の人ですか!?)
想像の通り、その男性――黒崎健介が着ていたの制服は、刻命と同じ白檀高等学校のものだった。
黒崎「何かヤバいことがあったみたいだが、とにかくどいてくれないか。結構キツいって」
初春「あっ……ご、ごめんなさい」
抗議の声を上げる黒崎に、彼の体の上に乗りかかったままであることに気付き、慌ててしまう初春だった。
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