39: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2012/05/25(金) 23:20:32.84 ID:JGVhH3Y+0
刻命「…………」
これまで浮かべていた柔和な表情から、一変して険しいものになる。
顔を顰めながら、初春を一瞥すると、再び音楽室のほうへと向き直した。
しまった。
質問を間違えてしまったか――!?
内心、自分のした軽はずみな質問に後悔していた――その時。
刻命「ああ……見つかったさ」
音楽室の引き戸の前に突っ立ちながら、答える。
初春の方に振り返ることなく。
刻命「死体になってか……殺された直後にな」
そのまま音楽室の引き戸に手を掛けた。
力任せに引き戸を引っ張る。
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