過去ログ - サガフロンティア2SS
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42: ◆IZLwGhF6Cg[sage]
2012/05/16(水) 21:06:03.25 ID:EWx9OjXjo
ギュスターヴ「ふぅ……全部片付いたか」

ギュスターヴ「それにしてもすごい……自然のアニマだけでこれだけの術を使いこなすとは……」

ギュスターヴ「シルマールと言ったか?お前は……」

シルマール「……」ジー

ギュスーターヴ「ん?」ヒョイッ

シルマール「……」サッ

ギュスターヴ「……」ヒョイッ

シルマール「……」サッ

ギュスターヴ「この剣に興味があるのか?」

シルマール「初めて見ました。これがクヴェル……しかもこれほど見事な……まるで意思が宿っているようです」

ギュスターヴ「そこまで分かるのか?」

シルマール「触ってもいいですか?」

ギュスターヴ「駄目だ」

シルマール「そんな、ちょっとだけ……」

ギュスターヴ「駄目だと言っているだろう。いや、そうだな……」

ギュスターヴ「では先ほどの術を教えてくれ」

シルマール「術を?」

ギュスターヴ「先ほどの術……まことに見事であった。あなたほどの術士は今まで会った事が無い」

シルマール「いえ……私などまだまだ未熟。世界の広さも知りません」

ギュスターヴ「何を馬鹿な。あれほど強いではないか」

シルマール「では私があなたよりも強いと?」

ギュスターヴ「むっ……」

シルマール「気分を害されましたか?」

ギュスターヴ「これでも私は武人だ。自分が弱いといわれて黙ってはいられない」

シルマール「私は術士の頂を目指す者。あなたにそれほどの自信があるのであれば、私も試してみたい」

ギュスターヴ「私と手合わせしたいと?」

シルマール「ええ」

ギュスターヴ「私は強いぞ?」

シルマール「勝ったらクヴェル見せてくださいね?」ニコッ

ギュスターヴ「行くぞ!」

カッ


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