過去ログ - フィアンマ「オッレルスに性的な悪戯をしようと思う。安価が導くままに」
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419:イーモバイル対策[sage]
2012/05/24(木) 17:50:11.57 ID:dj/iXevAO
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420: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/24(木) 17:50:15.19 ID:PeRpmYiZ0

十二歳の冬、教会に暴漢が押し入ってきた。
どのような生い立ちかは知らないが、不運と不幸に見まわれ、ストレスに耐え切れず道連れを探しに俺様達の暮らす教会へと押し入り、『神とやらは自分を助けてくれなかった、救ってくれなかった、だから聖職者を見せしめに殺してやる』という身勝手な理由で、呆れる程にどうしようもなく愚かで自分勝手な理由でシスターと神父を惨殺した上、途中から金欲しさに切り替わったらしく、警察相手に金を要求した。
応じなければ、三十分毎に、子供達を殺していく。ランダムで確実に射殺する、と。
警察は脅しだと思ったのか中々大々的に動く様子を見せず、犯人は八人の子供の内、五人を射殺した。焦って止めようとする警察の説得にもまったく応じず、三十分毎に自分のルールに従い、無残にも残り二人を射殺した。
以下略



421:イーモバイル対策[sage]
2012/05/24(木) 17:50:17.06 ID:dj/iXevAO
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422: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/24(木) 17:50:41.11 ID:PeRpmYiZ0


俺様は世界一幸運な人間だ。
『聖なる右』がある以上、俺様はその奇跡のほぼ全てを享受出来る。
どんな残虐な事件に巻き込まれても、戦争に巻き込まれても、たった一人だとしても生還出来る。
以下略



423:イーモバイル対策[sage]
2012/05/24(木) 17:50:45.32 ID:dj/iXevAO
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424: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/24(木) 17:51:06.23 ID:PeRpmYiZ0



そのはずだった、とフィアンマはそこまで語り、きつく唇を噛んだ。
血が出るのではないかという程に、強く、強く。
以下略



425:イーモバイル対策[sage]
2012/05/24(木) 17:51:10.34 ID:dj/iXevAO
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426: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/24(木) 17:51:49.69 ID:PeRpmYiZ0

フィアンマは、ずっと昔から一人ぼっちだった。それは、わかる。
一人ぼっちにしないでくれと、淋しいのは嫌だと、此処に居てくれと、風邪を引いた際、掠れた声で弱弱しく自分に縋ってきたこともある。
そんな、体調の悪い時でさえ本心を露わにしなかったのは、きっとこんな風に誰かを傷つけると、フィアンマ自身がうっすらとわかっていたからだ。優しいからこそ、ずっと、気の遠くなるような年月の間、我慢していた。
それでも、話してくれた。無理を推して、血反吐を吐く想いで、嫌な思い出まで語ってくれた。
以下略



427:イーモバイル対策[sage]
2012/05/24(木) 17:51:54.72 ID:dj/iXevAO
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428: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/24(木) 17:54:24.84 ID:PeRpmYiZ0


フィアンマ「……」グデーン

オッレルス「……」ナデナデ
以下略



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