過去ログ - 紬・唯『ザボちゃん♪』ザーボン「うむ」
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199: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/03(日) 23:47:13.94 ID:cnUdTI8Ao


ザーボン(母星を見捨てるのは身を切られる思いだったが、どうしようもなかった……と言ったら言い訳だろうか。
だが少なくとも、あの時はそれが最良の手に思えた。
……いや、今でもあれ以上の策は思いつかない)
以下略



200: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/03(日) 23:53:07.56 ID:cnUdTI8Ao


……………………

…………
以下略



201: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/03(日) 23:55:13.94 ID:cnUdTI8Ao
ザーボン(…………)

紬「ふふ。お察しの通り、前回と同じくまた家の者が周囲におります。
気を悪くさせてしまったら申し訳ありません」

以下略



202: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:03:51.33 ID:DdQpNV6So
そうだろうな。私は異星人だし、あの山から飛び立つ時や町の裏通りへ降り立った時、諸々の行動はとにかくすべて慎重に行っていたのだ。

まあ、服装に関しては迂闊だったが……

ともあれ忙しい日々にすっかり忘れていたが、そもそもどうやって地球に来たか私自身がわかっていないのだ。
以下略



203: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:07:09.59 ID:DdQpNV6So
ザーボン「……私は異星人だ、と言って……信じて貰えるだろうか?」

紬「異星人……?
ええと、この星の方ではないと言う事でしょうか?」

以下略



204: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:10:29.65 ID:DdQpNV6So
ザーボン「だが、事実なのだ」

紬「ええと……」

お嬢様は私の表情や空気で、私の真意を読もうとしているみたいだ。
以下略



205: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:12:32.62 ID:DdQpNV6So
まあとりあえず頭ごなしに否定はされず話を聞いて貰えるようだし、特に策は必要無いか。

『わかった』。そう言おうとして──私は凍りつく。

ザーボン(詳しく話す……それはつまり……)
以下略



206: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:14:32.57 ID:DdQpNV6So
馬鹿な。出来る訳がない。

そんな事を話したら、今の環境を失ってしまう可能性が高い。

地球人も大多数の民族と同じで、こう言った事は悪としているのだから。
以下略



207: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:16:00.33 ID:DdQpNV6So
ザーボン「私は……」

紬「……何か、話せない事情がおありとか?」

どうすればいい。一体どうすれば……
以下略



208: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:17:40.29 ID:DdQpNV6So
紬「!!!」

その距離、およそ一キロ位か? 一瞬でそこまで到達すると、私はお嬢様の背に手を回して抱きかかえた。

ザーボン「お嬢様。私によく掴まり、決して離さないで頂きたい」
以下略



209: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/04(月) 00:19:29.94 ID:DdQpNV6So
紬「ザ、ザーボンさんっ、これは一体どうなって、どうやっているのっ!?」

お嬢様はいささか興奮気味の声を上げる。

いや、これは興奮気味と言うより……
以下略



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