過去ログ - 紬・唯『ザボちゃん♪』ザーボン「うむ」
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228: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:11:34.15 ID:fovFTfwHo
ザーボン「──お嬢様。勝手なお願いだが……
説明をするにはまとまった時間が必要なのだ。
必ず話す。必ず話すから、また後日にさせては貰えないだろうか?」

紬「……それだけ込み入った事情があるのですか」
以下略



229: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:13:27.66 ID:fovFTfwHo
唯「???
何のお話?」

紬「うふふ、ごめんね。
何でもないわ」
以下略



230: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:18:41.39 ID:fovFTfwHo
しかし今の話を聞くと、こう言う事への距離感と言うか……

尊重の仕方・分別と言うのもしっかりと完成されているのだな。

見た目とか、それだけでは決してない。こう言った所もこのカップルの美点だと私は思う。
以下略



231: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:20:59.83 ID:fovFTfwHo
紬「勇気?」

唯「よくわかんないけど、ザボちゃんも一緒に来てくれるんだっ!
嬉しいなぁ☆」

以下略



232: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:28:08.24 ID:fovFTfwHo


ザーボン「ううむ……」

二日後の日曜日の昼前。私は唸っていた。
以下略



233: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:30:32.72 ID:fovFTfwHo
お嬢様からのメールでふと思った事がある。

果たして、本当にすべてを話す事が正しいのだろうか?

もちろん嘘を吐く気は毛頭無い。
以下略



234: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:33:06.55 ID:fovFTfwHo
まだ短い期間ながらこれまで桜が丘で真面目に働いてきたし、それなりに結果を残してきた自信もある。

そしてそれはこれからも続けていくつもりだが……

すべてを話してしまったら、こんな人物を信じ、あっせんした自分自身を責めてはしまわないか? 彼女の立場が危なくならないか?
以下略



235: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:35:09.30 ID:fovFTfwHo
そういえば昨夜から食事を取っていなかったな……

さすがに空腹を感じる。

ザーボン(……一昨日の夕食は最高だったな……)
以下略



236: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:37:41.59 ID:fovFTfwHo
憂「お帰りなさいおねえちゃん。遅かった……
あっ。紬さんに──もしかして、ザーボン先生ですか?」

『憂』と言う少女に対して勝手に色々と想像を膨らませていた私は、玄関で出迎えてくれた彼女にやや面食らっていた。

以下略



237: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/06/10(日) 13:41:01.74 ID:fovFTfwHo
ザーボン(……出来た妹だ)

話によると職員室に寄った時に何度か私の姿を目撃していたらしく、
また、普段中野嬢からも私の話をよくされていたと言う事だった。

以下略



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